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Degital Devil Story
She Staied at here


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大学の校舎
ここしばらく自主休講をしていた。
出ないと単位がやばいことは知っている。
でも、単位自体に興味は無くなっている。
このまま休めば退学にもなるだろう。
それよりこの思い出の詰まった校舎とキャンバスを見るのが辛い。
次の授業の始まる教室を開けると入れ替わりの生徒が
荷物をまとめて出る準備をのそのそとしていた。
いつもMillianと一緒に座る席は同じだった。
2人が知り合うきっかけもこの部屋からだ。
授業中に授業の内容を話してたのにいつの間にか脱線して
2人で盛り上がってるところに教授から黙れとよく言わていた。
やっぱりやめよう。。。。
「きゃっ!」
講義室の入り口の扉に手を掛けたが、やはり気が向かず、振り替えった瞬間に人とぶつかった。
床に荷物が散らばる。
「ああっすみません」
「いえ」
その女の子はすぐしゃがみ込み荷物を拾った。
ジェイクも拾いあげまとめて彼女に渡した。
長い黒髪がエキゾチックにたなびく
彼女からのぞき込むように目を見つめられる。
「あなたもこの抗議に?」
「いや・・・・」
連れ込まれそうになったので、すぐにその場を離れたかった。
「この写真キミのかね?」
背広を着た60代ぐらいの男性が声を掛けてきた。
この抗議の講師でジェイクの恩師コールマンでもある。
講師をやり過ごそうとかぶっていた帽子を深めにかぶる
「あっそうです。すみません。」
「!?」
ジェイクはその写真を目端でとらえた瞬間に何が映っていたのか解った
「Millian......」
講師が彼女に渡そうとした写真を取り上げた。
あっけにとられた彼女だがすぐに彼が誰だか理解したようだ
「あなたジェイクね。」
「!?」
彼女が自分の名前をズバリ言い当てて驚いた。
millian の知り合いで自分の知らない女友達がいた事にも驚いた。
「ジェイクか久しぶりじゃないか、ここのところ抗議にでてくれんから、どうしてるのかと思ったぞ」
「こんにちは。」
マズった。。。。
「まぁ言いたいこともあるだろうがそろそろ始める時間だ2人とも取りあえず中に入ろう」
とコールマンに強引に講義室に押し進められた。
やっぱり来るんじゃ無かった。
部屋に入って見渡した45分の時間、抗議に集中出来るはずもなく、ジェイクはその言葉を繰り返した。

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