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Crossloads Universe
Tatch the Space


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微叉女姉妹が拾ってきたものの探りを入れている頃、艦橋ではアシド教官とロス・ダラス艦長が前方の巨大モニターに映る司令部より伝令を受けていた。
「あくまでも、仮配属です。追ってすぐに別艦隊の正式配属が行きますのでその間だけお願いすることになります。」
「しかしファーレン、我々はまだ実地訓練も疎かな艦隊だ。訓練兵は不安に駆られるのは確実だ。何か補助は無いのか?」
モニターに映るのは微叉女姉妹のお気に入りファーレン・ノイマンだ。
モニターに映る端整な顔立ちに軍服姿とピシッとした立ち姿がさらに2割マシでイケメンを演出している。
そして話す言葉も落ち着きがあり信頼感をだしている。
「ごもっともです、アシド教官。訓練隊の生徒には実践配属、早期経験を受けたと言う事で訓練の10項目を免除で納得して頂けるかと思います。」
「準備は流石にいいな。まぁ軍に入ったからには退屈な訓練より実際の配属を待ってる事だろうが・・・必要な訓練は省きたく無いな。」
「勿論です。空域待機中に警戒は確実にして頂きたいのですが。それ以外でしたら、艦の到着までその空域で10項目分の免除内容の訓練もされててかまいませんので、宜しくお願い致します。」
「了解。では、当艦はグリニッジタイム1103-0800をもって該当空域にて作戦を了承。これより出航準備に入ります。」
ロス艦長はファーレンの命令内容を復唱した。
「伝令の受領確かに確認しました。出航お気を付けて、それでは失礼致します。」
ファーレンは敬礼をするとモニターカメラの接続を閉じた。
ロス艦長アシド教官並びに艦橋にいる全ての隊員はモニターに敬礼をすると席に着いた。
ロス艦長は席に深く沈み一息入れる。
「ふぅ警戒任務か。ここから遠くもないし、安全宇域なのは救いだな。それはそうと・・・」
ロス艦長はアシド教官の方に向くと、辛辣な顔つきになった。
「軍属なんだから上官への態度、もう少し引き締めて頂きたいのだが。アシド教官」
アシド教官は気まずそうに頭を掻いた。
「んっ。ああっそうだな、艦内の訓練兵の前では、流石に今の軽口が出ないように気をつけるよ。」
「訓練兵の前だけじゃなくてもだよ。」
「どうも、彼がいきなり上官ってのがやりずらくてな。」
「彼も今は納得してくれているからいいが、上層に今の話し方を知られると規律規律とうるさいぞ。」
「わかってる。」
「そう言う艦長も結構軽口を叩いてたように聞こえましたよ。」
艦長席横の副艦長補佐リサ・クラークが直立の姿勢のままロス艦長に指摘した。
「えっほんと!?」
リサ・クラークは帽子を被り直すと呆れたようにため息をついた。
「本当にこの艦の規律はどうかしています。」
アシドとロス艦長はヤレヤレといった感じで手を広げた。

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