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Crossloads Universe
Tatch the Space


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「カティアぁ~~~固い棒状の工具なにかない?」
「なに!?」
カティアは手元のファイルをスタッフに渡すと、微叉女姉妹の方に寄ってきた。
「ここ!引き起こせないかな?」
「いいけど、ドカンってあり得ない?」
「さぁ」
「おいおい、さぁって・・・」
「でも興味あるでしょ。」
「まぁね、いきなりこんな廃棄物に起爆装置でもあるわけでもないか。」
カティアは珍しく経験上から危険物ではなさそうだと感じて、姉妹の話に乗ってみた。
腰にぶら下げていたスパナを取りトグルと壁の間にはさみ、力を入れて引き上げてみた。
「どれ・・・んっ!!ん!!」
だが、なかなか動かない。
「ふぁいっ!!カティア!!」
「それゆけ!!カティア!!」
「てか、応援はいいから手伝ってよ」
3人はスパナを手に取り、宙に浮く体を物体に固定して引っ張ってみた。
少し揺らぐがまだ力がいりそうだ。
「ちょっとそこの、男!!ブラドーでもいいや手伝って」
微叉女姉妹と同期の訓練生ブラドー・グリーマンが急に呼ばれて驚いたが、何事かと思い、壁を蹴って無重力を漂いながら寄ってきた。
「なんだかわからんが、手伝うか?」
カティアと同じ整備士ウォン・ライが言った
「ああっ頼むよ。ついでにでっかいスパナ持ってきて。」
「なんだ?またやっかい事か?」
ブラドーは微叉女姉妹の目の前の人工物を見て困惑した
「作業アーマーもずいぶん形が変わるまで壊したしな。」
「うっさい!!つべこべ言わずに、黙って手伝いなさいよ!」
「なんで言う事聞かなきゃいけないんだよ!その前にこいつ、中から死体がとか出てこないか?」
「嫌な事いう・・・」
「まぁ死体が入ってるなら、その家族に届けなきゃいけないし・・・味方だろうと敵だろうと」
カティアはそういいながら他にいじれるところが無いか見渡した。
「宝箱開けるような期待感はあるよね」
「そうそう、お宝だとか国家機密とか。」
ウォン・ライが一回り大きいスパナを持ってきたので、カティアは早速、固定して5人で手に取り動かしてみる。
「ん~~~~もう少し!」
男勝りなカティアの踏ん張りに後押しされて他の4人も力を入れて手伝った。
『ガコッ』
「おっし」ウォン・ライが叫んだ。
トグルはゆるまり、由佳はすぐにスパナから手離しトグルを手で引き上げてみた。
壁から水平に少し上がったところで再び鈍い物音がした。
「離れて!」
『ガコン』
由佳の左上でゆっくり盛り上がり筋が入ってた箇所が全て蓋のように外に開いた。
その蓋の上にいたブラドーはそのまま押し出されるように宙にゆっくりと飛ばされる
「うわっ」
その中は機密空間だったのだろう、その中に空気が流れ込む感覚が襲うと微叉女姉妹の長い髪もその中に引っ張られるにようになびいた。
由佳はなんのためらいも無く、中に入り込む。
「ちょっと!警戒心なさすぎ!」
カティアは飛び出した由佳に慌てていった。
「大丈夫よ」

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