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Crossloads Universe
Tatch the Space


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「よし、それじゃ罰掃除はここまでにするか。引き返すぞ」
「はーい!」
そうゆうと2人はそれぞれが乗ってきた小型宇宙船に戻りエンジンを吹かした。
「あら?重量オーバーだわ。おねいちゃん、そっちに少し載せられるだけの容量ある?」
「もう少しで限界よ」
「んじゃこのでっかいの子、よろしく!」
聞くが否か由佳は括り付けたひもを解き人間の数十倍もある鉄のかたまりを佳奈の方にゆっくりと押し投げた。
「ちょっと、そんなでかいのよこされても。のせられないわよ!!」
「まて!!」
アシドは又始まったかと気分が滅入ったが次の瞬間、小型宇宙船とWCHAO管制塔からの警告が入った。
「急速に接近する物体が来るぞ!!」
「えっ!?」
佳奈はディスプレイの警告を見ると同時にアラート警報がヘッドホンから流れ出した。
「間に合わない!!」
「宇宙船を太陽に傾けて背面を盾にしろ!!」
アシドは叫ぶがディスプレイの表示を見るとそれをする時間すらなかった。
由佳も佳奈も唐突の出来事にその場の最善策が解らず空中をもがいた。
それぞれの汗が急速に凍り付く感覚が襲う。
ディスプレイ上に示す方向に、太陽光に浴びせられた巨大な物質がもの凄い早さで姿を表す。
拡大の勢いが目の前に迫った。
「身を縮めろ!!」
アシド教官のスピーカーの声が響く。
『ガン!!』鈍い音が聞こえたか様に目の前の巨大なデブリが弾けた。
危険の予想時間には何事も無く拍子抜けを感じたが、宇宙の冷たさが作業アーマーの中に充満しているかのようだった。
おそるおそる、意識を明確にして周りを見渡すと。
由佳の投げたデブリが惑星の大気に向かって光と炎を放ち燃えて、間もなく消えた。
その代わりに今目の前に有る物はぶつかった物体。
「何これ?」
佳奈は目の前のデブリに見入った。
人工物であるかのようで、芸術的な彫刻が入っているようでもある。
「さぁ・・・」
由佳も自分が投げた物が唐突に変化したマジックに返す言葉も思いつか無かった。
アラートは鳴りやみWCHAOからの応答の声が聞こえる。
アシド教官も生きている運の良さに気をもっていかれ暫く思考が停まっていた。

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