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Crossloads Universe
Tatch the Space


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「なんだと!」
自然を象ったような装飾が施された部屋は、円形に机が並べられそこに囲むように座る軍服の硬質ではあるが、民族衣装のような施しがある衣装を着ている初老の人達が今報告を受けた事に対して怒りを爆発させていた。
「我々を侵略者かテロリスト呼ばわりをするつもりなのか?」
「やはり最初から彼らを信頼するに値しなかったのですよ!」
「地球連合政府はそこまで我々を虐げたいのか!」
その場に居た40名は皆そろって怒りと、あきれたと、やるせなさを露わにした。
「その情報は間違い無いのか?」
「はい、信頼できる筋からの情報です。」
ただ一人、その中では若い男がディスクの前に立って背筋を伸ばし言った。
軍服も周りの老人達より格式が落ち、完全に戦闘服と認識ができるものだ。
その彼が言葉を続けた。
「決議された条文にある項目、Form-3174 PTN(Policy towards the Nations)-E 473 に、『エーヴェの民』全の国家を地球友好国から除外し、反地球主義組織と断定する。と発行されました。」
「地球とは文化が違えど、そんな乱暴な条文をよく通せたものだ。」
「あくまでも、地球の色に染まらなければテロ組織扱いとは・・・」
「我々エーヴェの民を民族浄化しようという魂胆がこれではっきりしましたな!」
若い報告者は立て続けに言葉を発した。
「彼らは、エーヴェの民は国家が持つ独立心を維持して一つの惑星の国家を形成したというのは知って逆説的に穴を突き制定したものです。」
彼は後ろで控えている秘書官達に次の資料を配るように指示をだした。
「そして、同日これに付随して採択されるであろう決議があります。これは、先に見せた資料を踏まえた物になります。まずはこちらをご確認ください。」
次々に配られる資料を見てすぐさま叫んだ。
「馬鹿な!!」
「WCAOは反地球主義組織との物資の交易、人の交流、移動手段を抑制し監視するだと!」
「待て!これは実行開始日が、我々の星からゴヴォーフォ材を大量輸出した直後ではないか!!」
「これでは盗人だ!」
老人の顔の皺が一瞬張りを戻したかのように彼は言う。
若い男は足を揃え、言葉を続けた。
「反国家組織との交流制限は常にあり得ます。ただ惑星組織間での制限が今までなかった。ゆえに民間レベルでの交流が続いていた為に、その穴からお互いの小競り合いの要因が行き来できるような状態でした。これはそれを抑制する為の趣旨ではあったはずですが・・・」
「我々に対する侵害行為をけしかけたのは彼らの方ではないか!」

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