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Crossloads Universe
Tatch the Space


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「やめましょう」
「そうね、不毛だわ」
「とにかく、ブラのサイズ変えたら。」
「後で購買部行ってくる・・・今のブラ気に入ってたのに他のサイズがあっても可愛いのが無いのよね。」
「特に軍の装備品に色気なし・・・スーツのサイズも見直さなきゃね。」
宇宙艦隊にある宇宙服はすべて個人の体型に合わせてぎりぎりまで余裕を削った服になっている。
基本オーダーメイドもできるが、各隊員に合わせて全員オーダーするとかなりの時間とコストが掛かる為に各隊員は自分でサイズの詰め直しも必要とされていた。
由佳はまだ21歳、成長がまだ少し有る年齢でもあった。
先に佳奈はシャワールームを出て着替えをすまし、水を飲んでると由佳が出てきたので着替えを手伝い、更衣室を出た。
「佳奈由佳、TVにお気に入りのファーレン様が出ているわ」
自室に戻る途中、同期の訓練生マリア レイズナーが休憩室の中から声を掛けてきた。
「えっなに?どこどこどこ?」
「ちょっと押さないでよ。」
横からTVの前に押しかけた由佳と佳奈はマリアに体当たりをするようにTVの前に張り付いた。
2人の目的はこの管制司令官のファーレンという広報担当の男性
『当軍の今後の見解としましては、次回、WCAO議決会合の為、航路・入港の制限、各コロニーでの警戒強化等をしていくつもりです。
一般市民の方々にはご不便をお掛けいたしますが、ご了承の程よろしくお願いいたします。
またエーヴェに対してもここ近日制宇圏の侵害が頻繁に見られることに対して抗議をする次第であります。』
淡々と、ニュースキャスターのように記者に向けられたマイクに向かって原稿を読む彼の姿は少し冷たさを感じる物が有るが、
今時の若い子にはこれぐらいの冷淡さが好みのうちになるらしい。
端正な顔つきで少し細身の顔つきで有りながら上半身には程良く鍛えられた筋肉
が制服の上から盛り上がっている。
「おほぅ〜!」
二人はマッチョが好きなわけではないがイケメンで筋肉がついていると、テンションを上げるネタとなる。
「広報の配属・・・まだまだ先なのかしらねぇ」
「あら、由佳もう根をあげたの?」
「まさか、ファーレン様に会えるんだったら、どんだけでもがんばれるわ」
「あ〜あんた達の配属が広報でよかったわ。」
「なによぅ~」
「もう20歳超えたんだから落ち着き持った方がいいっていってるのよ。」
自室。
微叉女姉妹は軍隊にしては特別に姉妹を同じ部屋にして貰っている。
普通、姉妹だからといって同じ部屋にされる事は無い。
これは、軍の広報の顔役を見つけるべくWCAOではミスコンを各大学でミスコンを主催しており、二人はミスコンに参加・優勝し軍隊に入隊された特別枠なのである。
広報の顔役という特別な目的がある為、一般の入隊希望者と入隊の方向性が少し違っている。
今地球圏及び同じ人類が住む別の惑星エーヴェとの間の宇宙はWCAOの管理下であった。
広大な宇宙を管理するのに人民に寄り添い、硬質で威圧的な軍隊というイメージを崩さない限り軍を維持するお金を税金から集める事はできない。
広報はその為の大事な役割だった。
この二人が軍の顔役として迎えられる準備が整うまではこの艦隊で訓練生として取り扱われてはいるが、艦内にいる軍関係者からはその存在を少し危ぶんでいた。

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