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Crossloads Universe
Tatch the Space


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「私の事は気にせずにどうか、作戦の遂行を・・・」
「そう言うわけにもいかない!君には待っている人がいるのだろ!」
ヴェラーは言うよりも早くサブシートに身を沈めコントロールを切り替えた。
「由佳!上腕コントロールをこっちに!」
言葉を言い切る前にコントロールを切り替えた。
敵機の動き出す兆候が現れたので佳奈は叫んだ。
コントロールが譲渡された事をモニターに目端で捕らえると、佳奈はすぐさま背後にあるダミー隕石を投げつけ、続けて回収して小さくなったダミー隕石の空気の抜け殻をも投げつけた。
敵機は砲撃でそれをはじくと作業用機械を打ち抜こうと構えたが。
微叉女たちのマシンが接近し両腕で銃身を押さえられていた。
投げたダミー隕石の背後からバーニアーを吹かして近寄ったのだ。
「くっ!油断した・・・」
「大佐、私はもうダメです。どうかこのまま2人捕まるよりも・・・」
「すまない。後で必ず迎えに来る・・・」
ゲオリスにはパウダースプレーで患部固めたから宇宙空間にはでれるが大気圏に突入出来る状態ではないと判断した。
敵のADAももうほとんど動けない状態だった。
格闘パワーではADAより工業用機械であるこちらが有利だ。
銃を押さえたことで敵の攻撃は出来ないが離せばねらわれる。
降着が続いているがアシド教官が来るまでの間は持たせたいと思っていた。佳奈と由佳だが、目の前のコックピット前部が開きから2人が出てきた。
一人は救難のSOS光を出している。
さっき中に入って行った人とは違うようだ。
もう一人は、ADAの機体外周を捕まりながら、背後に移動した。
正面を避け横を流れた宇宙服は人形じゃないことは動きで解る。
片手に銃そしてケースを抱えている。
「くっ。」
こちらのコックピットを直接ねらわれる!?
そんな感覚を由佳は感じすぐに、佳奈からマニュピレーター操作を戻すと
出て来た人をマニュピレーターで払うようにぶつけた。
男はそれを避けるように銃を手放しケースを持つようにしたが、ケースが
作業機械のマニュピレーターに当たってはじけた。
その男はすぐに拾えないと判断すると腰からスイッチを取り出し間髪入れずに押すと敵ADA頭部が爆発した!
「きゃっ!」
「あっ!」
「微叉女機!!」
女性の悲鳴とアシド教官の声がお互いスピーカーから聞こえた。
だが規模は小さく、発光弾が破裂しただけだった。
アシドと微叉女姉妹の目くらましをモロに食らった。
その間、敵兵は脱出ポッドに乗り込みADAから分離すまでの時間には十分だった。
脱出ポッドは急加速し、ダミー隕石の隙間を縫って地球への落下ルートに入った。
一瞬の出来事だが、視界が戻るまでは、追えない状態だった。
「大丈夫か!?」
アシド教官が微叉女機のすぐ横に付きカメラモニターを微叉女姉妹に合わせたが何とか無事である事を確認し一息ついた。
だがモニターに映る微叉女姉妹の目線の先に移る人影にアシドはぎょっとした。
微叉女たちの乗る作業機械の背後にうなだれた宇宙服の兵士が浮かんでいるその状態は身体の四肢にチカラが無く、特に危害は無い様にも思えた。
右手首に巻いてある降伏の白旗代わりの白い布が巻かれているのに気が付くのには、もう少し後になってからだった。

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