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Crossloads Universe
Tatch the Space


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アシドは言うよりも早く敵との遭遇ポイントまで移動し、各訓練生になるべく集結せずに大回りで艦隊に戻るように指示した。
「敵機、ダミー隕石群に向けて減速しました。」
「なに?なに?」
「戦闘!?」
「微叉女機!聞こえるか!?」
「はい!」
アシド教官の応答に2人は軍隊指揮ではなく普通に応答をした。
「敵機らしい機影を確認した。今からそちらに向かう!それまで敵に見つからない様にエンジンを最小まで絞ってダミー隕石の陰に隠れてろ。」
「えっ!えっ〜〜!?」
由佳は混乱した。
「これは訓練ではない!!復唱をしろ!微叉女機!!これは訓練ではない!!」
「はっはい、エンジンを最小に絞りダミー隕石の陰に隠れます。」
アシドの声に我を戻した佳奈は復唱後すぐに近くのダミー隕石を捕まえ
遠くからジワジワと一つの星よりも強い光の筋が大きくなるのが見えた。
レーダーの方位と一致した、あの光が敵機のようだ。
なんでこんな所に!?
考えもまとまらずに静かに待つが、やがてその方向から異質な強い光になった。
音も無く複数のダミー隕石が霧散していく。
「どうやら、あの隕石はダミーのようです。」
「WCAOがすでに展開していたか。」
「あんな組織でも行動は早いですね。」
「侮るなよ、腐っても軍組織だ!」
「はっ!」
「速度を落として警戒態勢に入れ。見つかった以上跡を残したくない。
見かけた敵は可能な限り落としていくぞ。」
「はっ!了解しました!」
そういうと機体の中の男2人は目の前のモニターに注視した。
機内のビープ音も最小に落として、注意深く様子をうかがうと、微叉女姉妹達からも敵の速度が一定になったのを確認とれた。
吹かしていたバーニアーを止め慣性力で移動しているのだ。
「おねえちゃん?」
「みっ・・・・みつかったかしら?」
いくつもの光の筋がダミー隕石にあたり霧散する。
微叉女姉妹は恐怖を覚え、意図してダミー隕石を3つ正面に構える形で敵機からの死角をつくった。
アシド教官のADAもこちらに近づいてきているが、待ちきれない。
「早くきて!!」
いつもはウザイ教官だが、今この状況は頼るしかない。
そして、レーダーに移るアシド教官の移動が直線から蛇行に変わると同時に敵機に向けて、攻撃を開始した。
光のスジがダミー隕石の隙間を通り敵機の横を通る。
ダミー隕石壊さず、本物が混じっていると思わせながら交わし射程範囲を絞った。
敵機も教官の機影を確認し蛇行を繰り返しつつダミー隕石群の陰から陰に入る。
敵機からも攻撃の光の筋が伸びる、

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